160 ポイントがないと最早セレクトさえもされない。。
しかもIELTS6.5がないと申請さえもできない!
もう絶望的、、、、
自分運悪すぎ、、
もう日本帰ろうかな、、
と思うのは余りに短絡的な考えです。
もともと自分の国でない国に移住できる権利を政府から頂く訳ですから
楽して移住できるという事自体が有りえない位の気持ちで持ち直しましょう。
逆を言えば今までのNZ移民局のポリシーが甘過ぎたというのも事実な訳ですから。
英語力が全くなくても運良くインタビュー無しで永住権を取得できてしまった等という事が普通にあった事
自体がそもそも間違っていた訳で
これからNZ移住に対しての認識を変えるだけの事です。
また目標は少し厳しい位の方がやりがいもあるというものです。
どう考えても非現実的な目標に向かって努力するのは意味の無い事ですが、可能性があるのであれば後は目標をクリアにして対策をきっちり立てて
それに向かってひたすら努力するのみです。
という事で、全然解決策はあります。
こういう時こそ、今季オリンピックの400M リレーのバトンタッチテクでコンマ1秒を稼いでメダル勝利に繋げた日本代表の様に、計算と作戦好きな日本人の方なら乗り切れます。
まず、英語力証明のIELTS。
え〜!!IELTS6.5なんて絶対無理!!と思って諦めるのはまだ早いです。
今回のポリシー変更によって移民局は逆に、IELTS以外のテストのスコアも正式な提出書類として受け入れてくれる事になりました。
日本ではアメリカ英語でずっと英語を習っておりますしTOEFLが主流な国なのでテスト対策やテキストなどの充実量も全然違います。
そこでIELTSや英検、TOEICとのスコア比較表を見ますと移民局が求めているTOEFLスコアのiBT79 は意外にも,
英検で2級から準1級の間、IELTSですと5.5-6.0の間、TOEICですと750辺りの様です。
Click to access m_1_eng_level.pdf
http://www.bnwjp.com/school/score.html
http://www.miyaco.com/score.html
このスコアは実際、そんなに高くありません。
英検2級から準1級の間でしたら日本の大学入学試験レベルですので対策次第で十分手の届くスコアです。IELTS6.5よりも寧ろかなり柔らかいスコアの目安であると思われます。
ですので、是非、TOEFL受けて見ましょう!
そして第2の問題点。
EOIポイント。
これは何とかポイントを加算する方法を考えなくてはならない訳ですが、
これからNZでの就職活動なり留学なりを考えている方はポイントが合う形に計画を如何様にも設計できますが(この辺りはまた後日の記事で検証できたらと思います)
既にNZで雇用されている方は一体どうしたら良いのか!?という事になっている方も多いのではないのでしょうか。
現在NZで専門職で雇用されている方の場合ですが例えば日本の大学卒業、NZで専門職で3年雇用されていて、年齢が30代、合計職歴年数が6年の場合、
●日本の大学卒業資格ポイント50
●現在の専門職での雇用1年以上ポイント60
●御年齢が30代の場合年齢ポイント25
●NZでの専門職での職歴年数3年以上の場合ボーナスポイント15
●合計での職歴年数6年ポイント15
これで既に165になります。
あとはパートナーの方の学歴資格もポイントに入れたり、パートナーの方が現在専門職で雇用されていたり雇用のオファーがある場合にはそのポイントも加算する事ができますが
この場合にはパートナーの方も主要申請者と同じ英語力の証明に関する条件を満たしている必要があります。(勿論、新ポリシーのものです。)
もしまだポイントが微妙に足りないオークランド在住の方の場合にはオークランド郊外に転職するのもありかもしれません。しかしながらエッセンシャルスキルワークビザ保持者の場合には雇用先の地域が変わる場合にはまた一から広告掲載からという手段を取る必要がありますので(レイバーマーケットチェックが免除にならない場合)少々面倒くさいかもと思われますが。。
学歴資格はNZQAでレベル4以上つまり日本の専門学校以上の学歴資格であればEOIのポイントに加える事が可能です。(INZ専門職リストパートB;Cの職種に関連した学位である場合)
ですのでポイントが足りないと思われる方はまずは
NZQAでレベル査定してみて何としてでも学歴資格ポイントを入れ込む
パートナーがいる方はそちらの学歴資格ポイントも何としてでも入れ込む
という作戦で行ってみるのは如何でしょうか?
移住前に、3つ続けて受けましたが、TOEIC730点、英検準1級、IELTS6.0でした。TOEICの750点は、IELTSだと6.0、英検では準1級以上に相当するはず(リンクの資料からもそう読み取れます)ですので、本文の「英検2級〜準1級の間、IELTSですと5.5-6.0の間」というのはやや低すぎる換算のように思いますが、IELTSの6.5より容易なのは事実です。TOEICはライティングとスピーキングが別試験ですが、リスニングとリーディングのスコアだけで判断してもらえるんですかね。ならばTOEIC断然有利。