AEWV 時給額NZ$29.66条件が撤廃に!!!
今年前半からAEWVの申請条件である時給額NZ$29.66の条件が排除される事になります。まだ正式にいつからという発表は無いですが発表あり次第にアップさせて頂きますね。 雇用主には大朗報でAEWVサポートを行う雇用主はこれから益々増える事になると想定されます。 時給額制限無しという事でAEWVの前のポリシーであったEssential Skills部門の状況に戻る事になりますね。 しかしながら気をつけるべき点はNZ$29.66が撤廃されたと言えどその申請職種でのMarket Rateのお給料額の雇用である必要がある点に変更はありません。 Market Rateとは申請者の方の持っている学歴資格のレベルや職歴年数の長さや専門性の高さ(キャリアレベルと呼ばれます)に相応の給料額の事を意味します。 例えば極端な例ではMarketing専門で大学を卒業後、15年間Marketing専門職種で勤務されていた方がMarketing専門職種で内定を得たとして時給額NZ$26では到底低いのでその様な雇用からの申請ではNZ$29.66が排除されたと言えど移民局から指摘が入る事になり申請書の良い結果は見込めない事が容易に想定されます。 また、Skilled Workの時給額条件にも変更は無く、NZ平均時給額以上での雇用からカウント開始が可能となります。 Skilled Workのカウント方法も少々ややこしい場合があるのでこちらも別コラムで説明させて頂きますね。 しかしながら例えばHospitality、Retail、Tourism業会の職種の様に平均の給料額が他の業界のものよりも低めである場合:例えばCafe;Restaurant のManagerですと平均NZ$28~36、Retail Managerでは平均NZ$23~NZ$28, Tour Guide 平均NZ$25~30というデータが出ておりますので、この様な業種での雇用主には特に朗報でAEWVサポートは雇用主にとってこれからし易くなると想定されます。 またその他例えばTrade業種でApprentice(見習い)として雇用したい、Book keeperの様な経理で新卒を採用したい、正規Registered TeacherのアシスタントのTeachers‘ Aideとして採用したいといった場合も今回の時給額条件撤廃は非常に良いニュースかと思います。 いずれにしましても時給額の制限が排除される事は雇用主にとってもAEWVサポートを受ける移民にとっても朗報である事は間違いありません。 時給額条件撤廃と共に、レイバーマーケットテストが必要なJob Checkの審査期間も“信用度の高い雇用主”からの Job Check申請書である場合審査は簡潔化され早く終了する事になるとの発表されました。 現在AEWVの平均審査時間も2週間ほどとかなり短縮されて来ているのでこのままJob Checkの審査時間も同じ期間位に短縮される事でEssential Skills時代の様に雇用主のAccreditation申請から1〜2ヶ月の間でAEWVが取得出来る形になれば雇用主もAEWVのサポート断然し易くなりますね。 以上、今年2025年はこれからAEWVが次々に大変革となります。 その他にも数点発表がありましたのでこちらも別のコラムで記載させて頂きます。 次のコラムではJob Checkでとても大事な点となる“レイバーマーケットテスト”に関してのご説明です。